なつぽい&安納サオリ アクトレスガールズ凱旋を飾る「また上がりたいな」

 「プロレス・アクトレスガールズ」(13日、後楽園ホール)

 スターダムのトップ選手である安納サオリ、なつぽいが夏葵&植原ゆきな組と激突。10年前にプロレスデビューを飾ったリングに凱旋した。13分57秒、なつぽいがフェアリル・ギフトから夏葵を抑え、3カウントを奪った。

 当初は身軽さを競い合うスピード勝負だったが終盤は一転。なつぽいは重いエルボーを打ち合い、夏葵のコーナーからのフットスタンプで追い込まれるも、最後は安納が投網式原爆固めで夏葵を沈黙させ、なつぽいが側転式のダイビングボディプレスで勝負を決めた。

 安納は“体育大出身グラドル”として注目を集める植原の武骨な打撃を受け止めながら、ブリッジ式四の字固めなどで的確に反撃。終盤は救出にリングインしてきた植原を自身の延髄切りと相棒のトラースキックで撃退し、勝利に貢献した。

 安納はリングで「私たちのはじまりはアクトレスガールズでした。アクトレスガールズがなかったら、私たちは今リングに立っていません」と感謝。なつぽいも「恐縮なんですけど、私たちアクトレスガールズの伝説だそうです!でも、今のアクトレスのすごさを身に沁みて感じました」と敬意を口にした。

 夏葵から「新生アクトレスガールズは、お二人とは少し形の違ったステージです。でも、お二人と戦って負けた悔しさは本物。これからも、アクトレスガールズは、上を目指していく。お二人を超えられるように、輝けるように、これからも努力して戦ってきたい」と返されたなつぽい。「もっと上のステージで、また絶対戦いましょう」と応じ「この戦いが楽しかったから、また上がりたいな。いいですか?」と再参戦の意欲を語った。

 「アクトレスガールズ10周年記念試合」と銘打たれた一戦。安納サオリとなつぽいの他に、中野たむ、壮麗亜美、桜井まい、青野未来、天麗皇希、高瀬みゆきら多くの主要選手を輩出した同団体は現在、純粋なプロレスとは一線を画し、「選手」ではなく「キャスト」が練習の末に熱戦を披露する「公演」を展開。同試合に限りプロレスマッチが解禁されていた。

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