堀田祐美子がデビュー40周年大会飾る「ライバル神取忍がいたから」次代はSareeeに託す
「プロレス・堀田祐美子デビュー40周年記念大会」(15日、後楽園ホール)
“暴走女王”堀田祐美子(58)が節目の大会を優勝で飾った。ワンデートーナメント決勝で神取忍&叶ミク組と激突。神取と顔を張り合って沸かせると、最後は叶をクロスアーム式パワーボムで沈黙させ、相棒Sareeeのダイビングフットスタンプで勝利を呼び込んだ。
堀田は「久しぶりに憎たらしい顔を見た」と憎まれ口を叩きながら、「まだまだ女子プロレスの伝説を教えていかなければならない。ライバル神取忍がいたから40年続けられました。何年も音信不通だったり、考えが違ったかもしれないけれど、再会できたことに感謝します」と語った。
その上で「若いやつにもいい選手がいる。私たちで大きくすることはできる。昔だけ、今だけしか興味がない人には考え直してほしい」と女子プロレス界への貢献を誓った。そして「Sareeeは素晴らしい。この選手が女子プロレスを引っ張ってくれる」と絶賛した。
この日の大会オープニングでは、同期の盟友で大相撲・浅香山親方(元大関魁皇)の夫人である西脇充子との「ファイヤージェッツ」を復活させた。シングル曲「闘えファイヤージェッツ」「ファイヤー騎士(ナイト)」を生歌唱。
大会には井上京子、神取忍、井上貴子、尾崎魔弓、アジャコング、なつぽい、安納サオリ、ウナギ・サヤカらが参戦した豪華大会。立ち見チケットが販売された超満員の会場に「40年間続けられたのは大好きな女子プロレスがあったから。本当に感謝しています」と目を潤ませた。
ゲストにはマッハ文朱、クラッシュギャルズのライオネス飛鳥と長与千種、同期の北斗晶、みなみ鈴香らが登場。リングを華やかに彩った。




