棚橋弘至「哀悼の意を持って」ハルク・ホーガンさん弔い星、ラストG1で2勝目「プロレス盛り上げていただき、ありがとうございました」
「プロレス・新日本」(25日、大田区総合体育館)
真夏の祭典「G1クライマックス」Aブロック公式戦が行われ、来年1月4日の引退前最後の出場となる棚橋弘至(48)は、デビッド・フィンレー(32)を破り、開幕戦以来となる2勝目(2敗)を挙げて星を戻した。
中盤までは劣勢となったが、ツイスト・アンド・シャウト3連発、スリング・ブレイド2連発、さらにハイフライフロー2連発で形勢を逆転。最後はフィンレーがオーバーキルを狙ったところを首固めで丸め込み、3カウントを奪った。
メインイベントを締めた100年に一人の逸材は「最後のG1、覚悟を持って臨んでます。もっと多くの人にプロレスの楽しさ、俺のかっこよさを伝えたい。俺はこの『棚橋』コールが病まない限り止まらないからな。これからG1期待してください」と言うと、エアギターを3連発で披露。「愛してま~す」の大合唱で締めくくった。
また、24日に急逝した米プロレス界のスーパースターで1980年代に新日本でも活躍したハルク・ホーガンさんへの弔い星にもなり、「僕も哀悼の意を持ってリングに上がった。プロレスを盛り上げていただき、ありがとうございました」と、エアギターをつま弾きながらレジェンドへの感謝を込めた。




