井上尚弥 元宿敵タパレスとスパー開始 9・14アフマダリエフ戦へ練習本格化「これから1カ月、タパレスと帝拳の選手とスパー行う」
「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(9月14日、IGアリーナ)
4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(32)=大橋=が24日から横浜市のジムで、前IBF&WBA世界スーパーバンタム級統一王者マーロン・タパレス(33)=フィリピン=とのスパーリングを開始した。大橋ジムが25日、明らかにし「これから一カ月、タパレスと帝拳の選手にもお願いしてスパーリングを行っていきます」と報告した。
井上は今年3戦目として、9月14日にWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30)=ウズベキスタン=と対戦することが決まり、「自分の中でもキャリア最大の強敵と思う。今回は判定決着でもいいんじゃないかと思っている」と警戒心を強めている。
今回はスパーリングパートナーとして、23年12月に4団体統一戦を戦った前WBA&IBF統一王者のタパレスを招へい。プロ13勝(10KO)1敗のアフマダリエフにキャリア唯一の黒星をつけている元宿敵は今月22日に来日し、井上と旧交を温めていた。
また、他にもWBA世界スーパーバンタム級4位の村田昴(28)、WBC世界フェザー級7位の中野幹士(29)、WBA世界フェザー級4位の藤田健児(31)、WBA世界バンタム級4位の増田陸(27)と、帝拳ジム所属の世界ランカー4人がスパーリング相手を務め、井上が帝拳ジムに出稽古に行くという異例プランも計画している。





