ボクシング世界6階級制覇・パッキャオ46歳復帰戦 王座奪取逃すも現役続行明言 「レガシーを残すために勝つ」
ボクシングで世界6階級制覇の実績がある46歳のマニー・パッキャオ(フィリピン)が19日、米ラスベガスでのWBCウエルター級タイトルマッチで王者マリオ・バリオス(米国)と0-1で引き分けた。約4年ぶりの復帰戦で王座奪取は果たせず「レガシー(遺産)を残すために勝つ」と現役続行を明言した。
左構えのパッキャオは序盤から左ジャブをもらったが、手数やラウンド終盤の連打などで対抗。最終12回まで足が止まらず、年齢とブランクを感じさせなかった。ジャッジ2人はドローで、1人が115-113で30歳のバリオスを支持した。
パッキャオは2021年に一度引退し、母国の大統領選に出馬。今回、勝てばライトヘビー級で48歳2カ月のバーナード・ホプキンス(米国)に次ぐ、2番目の年長世界王座奪取だった。





