寺地拳四朗「KOで勝って」次につなげる 12月サウジからの熱視線には歓迎「やってみたい気持ちある」
「ボクシング・WBC・WBA世界フライ級王座統一タイトルマッチ」(30日、横浜BUNTAI)
ボクシングWBC・WBA世界フライ級統一王者の寺地拳四朗(33)=BMB=が16日、WBC2位・WBA3位リカルド・サンドバル(26)=米国=との防衛戦に向けて、練習拠点を置く東京都練馬区の三迫ジムで公開練習を行った。5月の米ロサンゼルス合宿では名伯楽ルディ・エルナンデス・トレーナーの指導も受けディフェンス面などを強化。「なるべく(見ている人が)安心する、ヒヤヒヤしない試合にしたい。しっかりKOで勝って、次につながればいい」と意気込んだ。
3月に前WBA王者ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)との壮絶な統一戦を制し、2階級目の王座統一に成功。今後スーパーフライ級転向も視野に入れているが、「タイミングよく(階級を)上げられたら。とりあえず今回の試合をしっかり勝ちたい」と気を引き締めた。
また、サウジアラビアの「リヤド・シーズン」が12月の興行の出場候補として寺地の名前も挙げている。寺地は「うれしいし、呼んでもらえるならありがたい。(海外で)やってみたい気持ちはある」と前向きに受け止めた。





