新日本プロレス社長の棚橋弘至 部下を注意する際の心がけを披露「オレ、いいこと言ってるな」

 来年の1・4東京ドーム大会で現役を引退する新日本プロレス社長の棚橋弘至(48)が17日、東京・新宿で「引退まで201日!棚橋弘至壮行会」に登場。トークショー後は、グラスを片手に飲食を楽しむファンの客席を練り歩き、生ビールを飲み干した。

 トークショーでは社長業のこだわりを吐露。23年12月に社長を引き受け、昨年10月に引退ロードを表明。「いつまでも現役でいたい思いは今もある。でも、プロレスラーの先のキャリアを、誰かが見せないといけない」と述懐した。

 質問コーナーでは、人への注意の仕方を向けられた棚橋。「『注意』を『怒られている』と変換されると、内容が頭に入らなくなる。何が悪いのか、原因を明確に伝えて、その時に感情を乗せないことが大切」と返答。真面目なことを言った後に「オレいいこと言っているな」とおどけて、笑いを起こして盛り上げていた。

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