朱里「岩谷麻優に託された」SareeeとIWGP女子王座防衛戦 スターダム

 IWGP女子選手権の調印式に臨んだ朱里(左)、Sareee
 IWGP女子選手権の調印式に臨んだ(左から)朱里、岡田太郎社長、Sareee
 会見に臨んだ(左から)妃南、飯田沙耶、羽南、朱里、Sareee、安納サオリ、梨杏、壮麗亜美
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 女子プロレス・スターダムは10日、都内で「STARDOM THE CONVERSION 2025」(21日、東京・国立代々木競技場第二体育館)のタイトルマッチ調印式を行った。

 IWGP女子選手権試合では、王者・朱里がSareeeの挑戦を受ける。

 昨年に岩谷麻優に挑むも敗れたSareee。父が故アントニオ猪木さんの熱烈ファンであることが、プロレスラーになるきっかけとなり、その片腕で今年4月に死去した新間寿さんとも親交があった。

 Sareeeは「私の父がアントニオ猪木さんの大ファンで、私は小さい時から猪木さんに感銘を受けて育ちました。もともとIWGPは猪木さん、新間さんが世界最強の男を決めるというコンセプトと作られたと聞いています。ずっとカッコいいベルトと思っていました」とあいさつ。

 そして「昨年は挑戦して巻くことができず、悔しさを抱えて今に至ります。今、何より欲しい、戦いのシンボル。朱里と完全決着をつけて、このIWGPが女子プロレスで一番のベルトだと世間に証明したい」と意気込んだ。

 朱里は6日に英ロンドンでアレックスを相手に防衛成功したばかり。「私は岩谷麻優に勝って、やっと巻けたベルト。絶対に負けるわけにはいかない。岩谷に託されたこのベルト、私が防衛していきます」と決意を口にした。

 そして「IWGPはグローバルスタンダード、プロレスを世界中に届ける。レスラーとして最高に輝くために、私のための戦いをしていきます」と、自身が王者であり続ける意義を強調した。

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