「この腐った地方政治で…」議員バッジ付けBD参加で波紋の焼津市議が電撃辞職発表 条例違反で厳重注意処分「暇な議員からあまりにも不条理な懲罰動議」

 石原市議が参加したBD10のオーディションの様子。乱闘するバン仲村(左)とトニー(右)
 石原孝之氏のインスタグラム@ishihara_takayukiより
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 朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の23年10月に開催されたオーディションに議員バッジをつけて参加したことで波紋を呼んだ焼津市議の石原孝之議員が2日、自身のインスタグラムを更新。議員辞職することを発表した。

 「今まで私を応援し、期待をしてくれた皆様へ

 任期の途中で辞職することは申し訳ない気持ちでいっぱいで2期目は1,998票の後押しをもらいこれまで一期目を含めて合計6年間、議員の仕事をさせて頂いたことに対して感謝しています。

 一年半ほど前、ブレイキングダウン10のオーディションに出たことなどで昨年末から暇な議員たちからあまりにも不条理で時間の無駄な政倫審や懲罰動議を受けたこと、その都度、メディアから囲み取材などのマスコミ対応や説明責任に追われ、また、その報道を観た見知らぬ人から、二度も殺人予告が出てきたり、これまでの人生の中でなかなかない経験をしてきました。

 私は市民課題と向き合う時間ならいくらでも時間を使いますがセオリー通りにはない違うカタチで目立つ議員の足を引っ張るような政倫審や懲罰動議などへの対応は相当、無駄なエネルギーだといまだに思っています。

 このままこの腐った地方政治で自分の有り余るエネルギーを使ってていいのか。しばらくの間、自問自答していました。そして、今一度、自分自身の一度きりの人生を見直すことが必要だと考えた結果、後悔しない生き方を選択します」と説明した。

 石原議員はBDオーディション参加を受け、議会から初の政治倫理審査会に掛けられ、「条例違反」と結論づけられ、厳重注意を受けていた。

 同議員が参加したオーディションでは人気選手のバン仲村に、福岡の喧嘩自慢、トニーが絡み、大乱闘に発展した後に、石原議員が自己紹介。「自分も昔相当ヤンチャしてました」と挨拶したところでトニーが絡み「何過去の栄光に浸ってんだよ?売名できたんなら消えろ」と蹴りを入れられたが、同議員は手を出していなかった。

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