一触即発にらみ合いで大橋秀行会長が冷や汗「怖かった~」力石政法が世界戦前日計量で強打ヌニェスと火花「殴り合ったらどうしようと」

 「ボクシング・ダブル世界戦」(28日、横浜BUNTAI)

 前日計量が27日、横浜市で行われた。IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦に臨む同級3位の力石政法(30)=大橋)=はリミットを100グラム下回る58・8キロ、同級1位エドアルド・ヌニェス(メキシコ)は58・7キロでともに一発クリア。フェースオフでは至近距離でにらみ合い、写真撮影が終わった後も視線を外さずに関係者に制止されるなど、一触即発の空気となった。

 ともにバキバキの上半身を披露した両者は殺気を放ったが、力石の隣で見守っていた大橋ジムの大橋秀行会長(60)はフェースオフを終わらせようと早めに拍手をしたものの、2人はお構いなしでにらみ合い続けた。

 一触即発の空気となったが、大橋会長は「にらみ合っている時、怖かった~。殴り合いになったらどうしようかと思った」と冷や汗。相手のヌニェスは28勝(28KO)1敗という強敵となるが、「1ラウンドから決着がつく可能性もある。本人も結構強気だから、1ラウンドで打ち合いになったら、早い決着の勝負もあるんじゃないかと思ってる」と展望を語った。

 待望の世界初挑戦となる力石は「この日のためにやってきて(感情が)高ぶるのは当たり前」と吐露。相手は脅威の破壊力を誇るが、「鍵はメンタル。怪物みたいな選手に勇敢に立ち向かうメンタルが必要」と自らに言い聞かせていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス