禊マッチドローの皇治、改めて土下座も独演会 マイク拒否の運営に「出し逃げ」「フェラーリで運転して帰ります」 フェラーリ大破当て逃げ事故から再起
「RIZIN男祭り」(4日、東京ドーム)
人気格闘家の皇治(35)が当て逃げ書類送検からの禊マッチを終え、会見で“独演会”を開いた。
元K-1王者の“反則王”シナ・カリミアン(37)=イラン=と特別ルールで対戦。体重約30キロ、身長約30センチ上の相手にKOされず、3回を戦い抜き、引き分けとなった
会見に現れた皇治は相手を酷評。「弱い。あれでK-1ヘビー級のチャンピオンならK-1に戻ろうかな」、「ちょっとぐらい見せ場をつくって上げようと、ボランティアで当てさせてあげました。パンチの技術は全然ない」とこき下ろした。
試合後、マイクを持とうとしたが、運営に止められた。この点を「やってはいけない事故を起こしたね。RAIZINが僕にマイクを渡さなかった。『出し逃げ』やね」とバッサリ。この日はフェラーリで来場したといい「フェラーリで来ました。運転して帰りますよ」と堂々と言い切った。
皇治は昨年12月下旬の午前3時半ごろ、東京・世田谷区でフェラーリを運転中に街路樹などにぶつかって大破する事故を起こしたものの、その場から立ち去った疑いがあるとして書類送検された。SNS等で事実を認めて謝罪。自身の5月6日の誕生日に、当局から呼び出されており、そこで処分が決まるのでは、と見通しを語った。
それでも「格闘技には真剣」と話した皇治。相手の酷評には「オレの冗談を本気に取るから、叩かれる」と苦笑い。RIZINに対しては「話題をつくりたい、謝罪を伝えたいと言って、無理を通してあげさせてもらった」と語った。
最後は土下座して改めて謝罪した皇治。今後は能登半島にファンとともにボランティア活動に向かう予定があることを明かしていた。





