どよめき!海野翔太が丸刈り&白衣装で復活 衝撃の敗戦バリカンから1カ月 因縁オーカーンは痛烈批判「安い感動ポルノ」12日再戦
「プロレス・新日本」(11日、ジップアリーナ岡山)
今年1月4日の東京ドーム大会でメインを務めた若きエース候補の海野翔太(27)が1カ月ぶりに表舞台に姿を現した。タッグマッチで因縁のグレート-O-カーン(33)と対戦。明るい長髪にピンクのコスチュームというスタイルから一変し、丸刈り頭に白いコスチュームという真っさらな姿で再出発した。
海野は2月11日の大阪大会でオーカーンとの一騎討ちに敗れ、自慢の髪の毛にバリカンを入れられた後、自ら刈り取ってから1カ月。白いフードをかぶって入場し、リングアナウンサーのコールとともに「うぉーーっ!」と雄たけびを上げながらフードを剥ぐと、新弟子時代のような丸刈りがむき出しになり、観客からはどよめきが起こった。
試合でも派手なアピールは封印し、感情むき出しでスピーディーかつパワフルに技をたたき込み、オーカーンを翻弄。終盤には強烈なラリアット2連発で相手を分断し、石井智宏のフィニッシュにつなげた。
因縁の両者は、12日の愛媛・宇和島市総合体育館で行われる「NEW JAPAN CUP2025」2回戦で再びシングルマッチを行う。
海野はバックステージでコメントしなかったが、オーカーンは自慢の弁髪を誇るように海野を痛烈批判。「余はバラモン兄弟やロード・ウォリアーズ、鈴木みのるみてえな、世間から白い目で見られても、そんなの関係ねぇ。そんぐらいの、レスラーとして生きていく覚悟の見える(もっと奇抜な)髪型にしてくると思ったよ。残念だ。もういいよ、お前。坊主にしただけでお休みもらえて、(NEW JAPAN CUPの組み合わせで)余の近くに配置されたのだって、パパにお願いしたんだろ?それでチャンピオン(1回戦のエル・ファンダズモ)を倒した後の余だったら、強さも見せたし、疲れてもいる。そんな余にリベンジを果たして、海野お坊ちゃん、完全復活だ。安いストーリーだ。“役不足”って言葉知ってるか?あれはな、褒め言葉なんだよ。学がない海野お坊ちゃんにはわかんねぇだろうな。『この人じゃこの役は足りない』『この人にはもっといい役がある』。そういう意味だ。1個勉強になったな。そんな安い感動ポルノで愚民の心がつかめるといいな」と皮肉たっぷりに言い放った。