来日中のWBO会長 期待する日本人ボクサーは那須川天心「経験を積んで世界王者になる選手」戴冠に太鼓判

 決戦に向け闘志を燃やす岩田翔吉(左)とレネ・サンティアゴ。中央はWBOのグスタボ・オリビエリ会長(撮影・開出牧)
 決戦に向けファイティングポーズを決める京口紘人(右)。左から対戦相手のアンソニー・オラスクアガ、WBOのグスタボ・オリビエリ会長(撮影・開出牧)
 会見で対戦相手のレネ・サンティアゴ(右)と握手を交わす岩田翔吉(撮影・開出牧)
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 世界ボクシング機構(WBO)のグスタボ・オリビエリ会長が11日、都内で取材に応じた。13日に両国国技館で行われるトリプル世界戦興行に向けて来日しており、「(日本は)これだけ才能のある選手、特に軽量級(の世界王者クラス)が混在するくらい生まれているのはうれしいことだし、WBOにとってもこれからが楽しみ。2年おきくらいで世界レベルで戦える選手がどんどん出てくることも(世界的に)珍しい。日本は軽量級にとってとても重要な場所になっている」と語った。

 また、将来的な世界チャンピオン候補として注目している日本選手として、WBOでバンタム級2位の那須川天心(26)=帝拳=と、ウエルター級2位の佐々木尽(23)=八王子中屋=の2人を挙げた。「天心選手に関してはまだ成長過程ではあるが、(陣営に)正しく導かれている」と評し、「ちょっと経験を積んで、これからチャンピオンになっていく選手だと思う」と太鼓判を押した。

 天心は2月24日のノンタイトル10回戦で元WBO世界バンタム級王者のジェイソン・モロニー(オーストラリア)を撃破。最新の世界ランキングではWBCで初の1位となり、WBA2位、WBO2位、IBF4位と主要4団体でトップ4入りを果たした。

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