西村修さん 通夜1000人が別れ 無我時代に確執あった藤波辰爾も涙「もういい、何も思っていない」
2月28日にがんのため53歳で亡くなったプロレスラーの西村修さんの通夜が7日、東京都文京区の護国寺でしめやかに営まれ、多くのプロレス関係者をはじめ約1000人の参列者が悼んだ。
新日本・無我で師弟関係にあった藤波辰爾(71)は参列後に取材に応じ「(頭が)全く真っ白で…」と目に涙を浮かべ、しばらく絶句。「さっき顔を見たけど、俺に何も問いかけてくれなかったな」と無念さをにじませ「お疲れさんって手を合わせた」と語った。
無我時代に確執があり、17年近く絶縁状態にあったものの、闘病中だった西村さんの妻・恵さんを通じて謝りたいという気持ちを聞いていたという。「もっとこう(病状がひどく)なる前に会いたかったね。(確執について)もういい、何も思っていない」。8日の告別式では弔辞を務めるが「いろんな思い出がある」とかみしめていた。



