那須川龍心 荒汐部屋へ出稽古敢行で“ガチ相撲トレ”若隆景とのぶつかり稽古に刺激 成長誓い天心へ「プレッシャー与えたい」
キックボクサーの那須川龍心(18)=TEAM TEPPEN=が17日、都内の大相撲の荒汐部屋へ出稽古を敢行。兄のプロボクサー、WBOアジア・パシフィックバンタム級王者の天心に「プレッシャーを与えたい」と成長を誓った。
出場する「RISE ELDORADO 2025」(3月19日)の会場・両国国技館にちなみ、同ジムの白鳥大珠、GUMPとともに相撲に初挑戦。四股、すり足などに続いてぶつかった小結若隆景から「思ったよりいい当たり」と評され「同じ格闘技としてためになった」と刺激を受けた。
大会では格上のムエタイ戦士と激突。天心は、24日のバンタム級10回戦で前WBO世界同級王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)と戦う。「試合は自分が後だけど、(兄に)プレッシャーをかけられる存在でありたい」と誓った。
兄弟ともに難敵が相手。若隆景から「相手は関係ない。やるべきことをやるだけ」、関脇若元春からは「番付は関係なく全員が格上のつもり。チャレンジャーのつもりで戦う」と土俵での信条を聞き、龍心は「自分のやるべきことをやる」と呼応していた。
◆那須川龍心(なすかわ・りゅうじん)2006年5月16日、千葉県松戸市出身。兄はプロボクサーの那須川天心。22年4月プロデビュー、キック戦績は14戦12勝2敗(5KO)。現RISEフライ級王者。23年大みそかにはRIZINでMMAに初挑戦し、TKO勝利。TEPPEN GYM所属。





