寺地拳四朗 9・18ブドラ-との防衛戦へ「最初から行く ペースを握らせない」

 公開練習でミット打ちを行う寺地拳四朗(撮影・開出牧)
 公開練習でサンドバッグをたたく寺地拳四朗(撮影・開出牧)
 チャンピオンベルトを両肩に闘志を燃やす寺地拳四朗(撮影・開出牧)
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 ボクシングのWBA、WBC世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗(BMB)が7日、都内の三迫ジムでヘッキー・ブドラー(南アフリカ)との防衛戦(18日、有明アリーナ)に向けての練習を公開した。

 WBAは2度目、WBCは3度目の防衛戦となる寺地はミット打ち、サンドバッグ打ちなどを披露した。35歳の元2階級制覇王者の相手に対し「相手のペースに知らない間に入っていかないで、そこを握らせないようにしっかり自分でペースをつかんで戦うことが大事」とプランを明かし「最初から自分から行く。相手のペースに握らせたら、のらりくらりといっちゃうので、そこはしっかりといきたい」と1回から攻めて行く決意を述べた。

 ここまで170ラウンド以上、1日最長12ラウンドのスパーリングをこなしてきたという寺地は21勝(13KO)1敗、直近では3試合連続KO勝ちしている。4団体統一を目標にしているだけに寺地永会長は「軽くクリアして本人も望んでいる統一戦に向けていきたい。以前のスタイルからハイブリッドな戦いをしていく」と、期待を込めた。

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