関西ボクシング老舗、尼崎ジム新装に松本市長ら祝福訪問「地域活動や教育を協力できたら」

 尼崎ジムのリニューアルで祝いの花束を高山から贈られる宇久会長
 尼崎ジムのリニューアルで宇久会長(右)らをお祝いに駆け付けた高山(右から2人目)
 宇久会長を相手にミットを打つ尼崎市の松本真市長
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 創立43年のボクシング・尼崎ジム(兵庫県尼崎市)がリニューアルされ18日、ミニマム級元世界4団体制覇王者・高山勝成(40)=石田、尼崎市の松本真市長らがお祝いに訪れた。リングの正面には150インチの高輝度プロジェクターを設置。リングの中で試合観戦や地域の方と映画上映、交流イベントなどに活用していく。

 宇久正治会長を相手にミット打ちを行った松本市長は「市長の前に教育長をしていた。地域に貢献し社会活動を一生懸命にやってもらいありがたい。(尼崎市では)子供食堂をやったり、学校に来られない子供の割合も多い。ボクシングを体験して良さを伝えたり、地域活動や教育を一緒に協力できたらいい。心強い地域のジムです」と、ボクシングを通じた地域活動にも期待を寄せた。

 同ジムは1979年に先代会長の小島祥一氏が「尼崎拳闘会」をJR尼崎駅近くに創設。1993年に現在の尼崎市水堂町に移転し「尼崎ボクシングジム」に名称変更。2017年に宇久会長が2代目として後を継ぎ、妻で先代会長の長女・理恵さんがマネジャーを務め、夫婦で切り盛りしている。

 これまで日本王者の仲宜明、洲鎌栄一、野中悠樹を輩出した。

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