拳四朗、次戦は元2階級制覇王者のブドラーと指名試合「自然とKOが狙える自信ついた」
ボクシングWBC・WBA世界ライトフライ級統一王者の寺地拳四朗(31)=BMB=が15日、京都市内で地元後援会の祝勝会に出席。次戦は9月以降、WBC同級1位で元2階級制覇王者のヘッキー・ブドラー(南アフリカ)との指名試合が確定していることがわかった。
拳四朗は、4月にアンソニー・オラスクアガ(米国)との激闘を9回TKOで制し、統一王座を防衛。対戦相手が急きょ変わるアクシデントを乗り越えた。「心が折れそうだった」という試合で、3試合連続KO勝利を飾ったことで「自然とKOが狙える自信がついた」と強い手応えが残ったという。
陣営はブドラーとの指名試合後、年内にWBOかIBF王者との3団体統一戦を希望している。「上(フライ級)に上げてもいい」という拳四朗だが、まずは井上尚弥に続く4団体統一を視野。200人の参加者を前に「4団体、2階級制覇などいろんな道があるが、より強く拳四朗を見せます」と宣言した。



