ヨネクラジム 米倉会長追悼セレモニー開催 大橋会長「米倉会長も喜んでくれていると思う」

 米倉健司元会長に向けた10カウントを聞く大橋秀行会長(中央)ら関係者(撮影・西岡正)
 米倉健司元会長のエピソードを話す大橋秀行会長(右)=撮影・西岡正
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 ボクシングの4階級の日本タイトル戦が行われた「フェニックスバトル99」(東京・後楽園ホール)で今月20日に死去した米倉健司元ヨネクラジム会長の追悼セレモニーが26日、行われ10カウントで哀悼の意を捧げた。

 リングには米倉会長のもとで世界王者になった中島成雄氏、川島郭志氏、大橋ジムの大橋秀行会長が上がった。大橋会長は1990年に後楽園ホールで世界王者を奪取した思い出があり「30年前、私が世界チャンピオンになった時、このリングで喜び、抱き合った思い出の詰まった場所。ここで10カウントゴングができ、米倉会長もとっても喜んでくれていると思います」としみじみと振り返った。

 現役時代、ヨネクラジムに在籍し、厳しい練習のもとで世界王者になった大橋会長は「情熱がすごかった。なんとかこの人のために勝ってやろうという気持ちにさせる会長だった」と言う。大橋ジムは井上尚弥、井上拓真ら4人の世界王者達成者がおり、師匠が輩出した5人まであと一人。大橋会長は「5人目に追いつきたい」と決意を新たにした。

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