4・8プロボクシングデビュー戦控える那須川天心 ファンの前で初の公開スパー「だいぶボクシングの動きになったかな」
キックボクシングからボクシングに転向した那須川天心(24)=帝拳=が1日、後楽園ホールでの「第1回 ダイナミックグローブ」の第2試合後、日本スーパーバンタム級11位の福井勝也(26)=帝拳=と2回の公開スパーリングを初めてファンの前で披露した。
笑顔で入場した天心は名前をコールされ、「カメハメハ」ポーズした。1回は左フックで湧かせ、2回は相手のパンチをうまくかわす俊敏性もみせた。
スパー後、天心は「まああの、ボクシングファンの皆さん、初めまして。那須川天心です。今日のこれで、最後のスパーリングになるんですけど、いい動きというか、だいぶボクシングの動きになったのかなと。見て皆さんどうですか」と逆質問。さらに「いろいろ期待とか通用しねえだろとか、なんも気にしてなくて、必ず4月8日勝つので期待していてください」と約束した。
さらに「自分の中でもボクシングをやってなかったんですけど、新たな風を吹かすことができてワクワクしています」とファンの前で宣言。「最初は3ラウンドやってるひとがいて、10ラウンドきついなと思ってたんですけど、チーム帝拳にしっかり教わっていまここまできた」。ファンへのメッセージとして最後に「やるべきことはやったし、会場に来てくれるでしょ。しっかりと試合をするので、絶対勝つので必ず勝ちます」と力を込めた。那須川は4月8日に有明アリーナで与那覇勇気(真正)と対戦する。