元IBF世界王者尾川堅一 計量パス「思い通りのパンチが打てたらもう一回世界を取れる」 1日に再起戦

 ボクシングの元IBF世界スーパーフェザー級王者の尾川堅一(35)=帝拳=が31日、「第1回 WHO,S NEXT DYNAMIC GROVE on U-NEXT」(4月1日・後楽園ホール)での60キロ契約10回戦、クライ・セッタポン(タイ)戦に向けて、都内で計量に臨み一発クリアした。

 21年11月にIBF世界王者を戴冠も、昨年6月にジョー・コルディナ(英国)に敗れ、王座から陥落。2カ月後の8月に古傷の右肩を手術し、経過は良好という尾川は「これで自分の思い通りのパンチが打てて、スカッといけたら、もう一回、世界を取れる。いい状態なので、自分自身が楽しみです」と、世界王者への返り咲きへ意欲を示した。

 また、第3試合でジェローム・バロロ(フィリピン)とライト・フライ級10回戦で対戦する岩田翔吉(27)=帝拳=も計量をパス。前試合は昨年11月、世界ライトフライ級タイトルマッチでジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)戦に敗れ、王座奪還はならなかった。「すごく悔しかったが、よし頑張るぞという浮き沈みもあったりしたけど、自分はボクシングの世界チャンピオンにどうしてもなりたいんだとやっぱり思ったので、モチベーションは復活してます」と、今後へつなげる自信を明かしていた。

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