尾崎魔弓が最多4度目戴冠へAKINOに挑戦!12・30後楽園でタッグ王座戦も実現!

 「プロレス・OZアカデミー」(6日、新宿FACE)

 メインの8人タッグ戦は尾崎魔弓、桜花由美、雪妃魔矢、安納サオリの正危軍がAKINO&加藤園子とアジャコング&米山香織のMK4・獣友連合軍と3本勝負で激突。桜花の独身卒業&OZ休業前ラスト試合となった決戦は、正危軍が仁王立ちして2-1で凱歌を上げた。

 1本目は尾崎が米山の後方回転エビ固めに不覚を喫した。しかし2本目は桜花がビッグブーツで米山を圧殺。決勝ラウンドは大荒れで、一進一退の攻防戦から尾崎とAKINOが火花。鎖パンチ、裏拳連打から赤い毒霧も噴射した尾崎に対し、AKINOは逆転を狙って得意のフランケンシュタイナーを仕掛けた。しかし尾崎がとっさに切り返して3カウントを奪った。

 OZ無差別級王者のAKINOから直接フォールを奪った尾崎は「ベルトを返してもらおうか」と、年内最終戦となる12・30後楽園ホール大会での挑戦を要求した。AKINOは「来年2月のババア興行にチャンピオンとして出るつもりだろうが、そうはさせないよ」と、クギを刺しながらも受諾した。

 尾崎は昨年4月に加藤園子に敗れて王座から転落。今回は1年8カ月ぶり最多4度目の戴冠を狙う。来年の2・12新宿FACEでは「R45~ババアをなめるなよ!~」と銘打った大会が開催され、45歳以上の限定メンバー18人が集結する。尾崎としては王座に復活して同大会の指揮を執る腹積もりだ。

 しかしAKINOも同大会の参加メンバーで、ベルト強奪をもくろむ尾崎に猛反発する。今年4月に雪妃を破って6年10カ月ぶり復権。山下りな、松本浩代の挑戦を退けてV2防衛に成功しており、尾崎も突破して期政権を目指す。

 OZタッグ王座も風雲急を告げる。この日は松本&山下の王者組が、倉垣翼&優宇とノンタイトルで激突。巨漢コンビのパワーに押されながらも、終盤は誤爆を誘った松本が優宇にフォール勝ちした。

 山下は橋本千紘&優宇のチーム200キロとの防衛戦を提案。松本は「OZのリングは特別な場所。チーム200キロはいらない。でもOZの門番としてぶっ倒してやる」とし、12月の後楽園ホールでチーム200キロと4度目の防衛戦に臨むことになった。チーム200キロは4チームが参加した同タッグ王座挑戦者決定トーナメントの決勝(8月)で敗退しており、今回は屈辱晴らしの挑戦になる。

 また第1試合で高瀬みゆき&ラム会長との3WAY戦を制した青木いつきも、パイオニア3WAY王座への挑戦をアピール。王者・花園桃花とのタイトル戦(もう1人は未定)が決定的になった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス