田中恒成 アジア王座を返上 言葉に力こもる「目指すのは世界だから」

 ボクシングの元世界3階級制覇王者で、WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級王者の田中恒成(27)=畑中=が23日付で王座を返上した。日本ボクシングコミッションが同日、公表した。

 田中は6月29日に後楽園ホールで王者の橋詰将義(28)=角海老宝石=に挑戦し、5回2分52秒、TKOで勝利。新王者となっていた。王座返上に関して、田中は「コロナの(感染)状況もある中で、日本にいるスーパーフライ級の選手で石田(匠)さんとは(昨年12月に)やった。今回は強い橋詰選手とやるのが目的だった。だからノンタイトルでも良かった。このベルトには興味ないんで」と説明し「防衛戦をする暇はない。目指すのは世界だから」と言葉に力を込めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス