「Ｂｒｅａｋｉｎｇ　Ｄｏｗｎ　５」（１７日、都内某所）

　総合格闘家の朝倉未来がスペシャルアドバイザーを務める１分間最強を決める格闘技大会の第５回が開催。キックボクシングルール・ウエルター級ワンマッチで元総合格闘技ジ・アウトサイダー６５－７０キロ級王者の啓之輔がＫ－１で活躍したモハン・ドラゴンを５－０の判定で破った。

　互いに「ミスター・ブレイキングダウン」を主張し合う２人のメインイベント。ローキックを繰り出しながらプレッシャーをかけていったが、啓之輔も右ストレートなどを突き刺して反撃。終盤には啓之輔のパンチがヒットする場面が目立ち、そのまま押し切った。

　リング上で啓之輔はＫＯを逃したことで「すいません、しっかり倒せなくて」と謝罪。「他団体のプロのチャンピオンとかじゃ勝てないです、僕には。僕は元アウトサイダーのチャンピオンです。アウトサイダーなめんなよ」とアピールし、「ピーター・アーツ、俺とやろうぜ」とＫ－１のレジェンドに挑戦状を突きつけた。