世界王者の谷口将隆、後援会発足式で海外防衛&統一戦に意欲!同門の京口から刺激

 ボクシングWBO世界ミニマム級王者の谷口将隆(28)=ワタナベ=の祝勝会を兼ねた後援会発足式が3日、都内で行われ、約120人が出席した。

 4月22日に石沢開(M・T)の挑戦を退けて初防衛に成功した谷口。後援会はこれまで父の出身地である鹿児島県霧島市、自身の出身地である神戸市、現在の活動拠点である東京の3カ所にあったが、1つにまとまって約200人の組織として発足した。

 取材に応じた谷口は今後は未定ながらも、海外での防衛戦と団体王座統一戦などに意欲。6月に同門でWBA世界ライトフライ級王者の京口紘人がメキシコで4度目の防衛戦に同行し、敵地の厳しい環境で勝利したことに刺激を受けており、「ちょっと追いついたと思ったら、またバーッと行ってしまった。すごいと思いましたね。アウエーを目の当たりにしたので。向こうの応援がすごくて、紙コップとか飛んできたし」と話し、「海外でやってみたいですね。あと、向こうはボクサーのリスペクトがすごい」と希望した。

 また、団体王座統一戦も「最初はチャンピオンになることが目標だったんですけど、なってからは道が広がっているので」と意識。最軽量のミニマム級は本場の米国などでは盛んではないことを自覚しながらも、「防衛戦も大事ですけど、その中でも強いヤツだったり、やる場所とか。最近はどんどん海外に出ている。機会があれば統一戦とかあっち(海外)での防衛戦とかやってみたいですね」と目を輝かせた。

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