加納陸 ライトフライ級は限界 指名挑戦権断念しフライ級で世界へ 4・24転向初戦
ボクシングの大成ジムが23日、兵庫県三田市の同ジムからオンライン会見を行い、4月24日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で石田ジムとの合同興行「三田から世界へVol.18/KEEP FIGHTING 4」を開催することを発表した。
メーンではWBO世界ライトフライ級1位の加納陸(24)=大成=が世界前哨戦としてタイ国ライトフライ級7位のサンチャイ・ヨットブーン(タイ)とフライ級8回戦で対戦。セミファイナルではIBF世界スーパーフライ級8位の石田匠(30)=井岡=がWBOアジア・パシフィック6位のカルロ・デメシーリョ(フィリピン)とバンタム級8回戦で対戦する。
また、昨年の全日本選手権ライトフライ級5位の尾崎優日(19)が大成ジムからプロデビューすることが決まり、公開プロテストに臨む。試合はテレビ大阪の公式ユーチューブチャンネルで生配信される。
加納はWBOライトフライ級で1位となり、王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)への挑戦が秒読み段階に入っていた。しかし昨年7月のWBOAP王座防衛戦で9回逆転勝ちしたものの、栄拓海(折尾)に2度ダウンを奪われるなど課題を残した。
丸元大成会長(46)も減量の過酷さによる耐久力に不安を感じていたところ、加納本人からフライ級への転級の申し入れがあった。丸元会長は「ベストウエートで世界戦を組みたい。彼の気持ちを尊重した」とライトフライ級での世界挑戦を断念し、フライ級で世界を目指すことを決めた。加納は「パワフルな場面をもっと出していける。それに加えて前回課題だったディフェンス面の成長を見せたい」と1階級上げた成果を見せる。
また、同ジムからは興国高時代に高校総体準優勝などアマチュア実績を誇る尾崎がプロデビューする。3月に法大を中退し、幼い頃からの夢であった世界王者を目指す。「自分のボクシングはスピードが売り。陸君を超えて必ず世界チャンピオンになります」と力を込めた。丸元会長は尾崎に対し「ライトフライ級で世界を取らせます」と展望を語った。



