寺地拳四朗 王座奪回に自信「やっぱり強かったのかと思っていただけると」矢吹と再戦

 「ボクシング・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(19日、京都市体育館)

 前王者で同級1位の寺地拳四朗(30)=BMB=が11日、王者・矢吹正道(29)=緑=との再戦へ向けた練習を東京の練習拠点である三迫ジムで行い、オンライン上で公開。「勝つ姿を見てほしい。やっぱり強かったのかと思っていただけるとうれしい」と王座奪回へ自信を見せた。

 昨年9月の対戦では10回TKOで9度目の防衛に失敗。19戦目にして初黒星を喫した。試合自体は昨年の年間最高試合に選ばれる激闘だったが、試合後に拳四朗陣営が、矢吹の有効打によるものと判断された9回の出血が故意のバッティングと見て質問状をJBCに送付。偶然のバッティングだったとの結論と成り、WBCからは通常は認められないダイレクト再戦の指令が出た。

 前回の対戦で拳四朗は、試合の約2週間前に新型コロナに感染。約10日間の自宅隔離を強いられ、試合も2週間延期となった。今回はアクシデントもなく「スパーリングも終わってすごくいい感じに仕上がっています」と万全を強調。スパーリングは合計150ラウンドほど重ねたと明かした。

 コンビを組む三迫ジムの加藤健太トレーナーは相手の動きに合わせすぎたと前回の敗因を語る。「今回は8度防衛してきた自分たちのボクシングを信じていくし、しっかりポイントをピックアップしていこうというプラン」と掲げる。前回は陣営が優位と見ていた4回までの採点が矢吹に流れる誤算があったが、本来のボクシングを徹底すれば、ポイントも勝利もつかむことができると信じている。

 前回「カンテレドーガ」での有料生配信だった試合は今回、ABEMAで無料生配信される。「無料配信していただけるので、いつもよりたくさんの人に見ていただけたらうれしい。モチベーションは上がりましたね」と拳四朗は笑顔を見せた。

 この日はシャドー、ミット、バッグをそれぞれ1ラウンドずつ軽快に行った。16日まで三迫ジムで調整し、その後に地元京都に戻る。

 通算成績は矢吹が16戦13勝(12KO)3敗。拳四朗は19戦18勝(10KO)1敗。

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