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RIZIN RENAが美憂を返り討ち!「ボロボロになるぐらいいい試合できた」

 「RIZIN.32」(20日、沖縄アリーナ)

 女子MMAルール50キロ契約5分3回戦でシュートボクシング世界女子フライ級王者RENA(30)=シーザージム=が元女子レスリング世界王者の山本美憂(47)=KRAZY BEE/SPIKE22=に2回TKOで勝利。16年9月に対戦して勝利して以来の再戦で返り討ちにした。

 初回、互いに距離を取っての探り合いから、RENAは美憂時折繰り出す左のオーバーハンドブローに悩まされ、タックルからコーナーに押し込まれるが脱出。。再びスタンディングに戻ると、美憂のタックルからテークダウンされ、さらに上からパンチで攻められるが、RENAは腕十字固めを狙って抵抗。そして一度は腕十字固めが決まったかに見えたが美憂にうまく逃げられた。

 そして2回。またも美憂にテークダウンを許し、グラウンドで長時間上に乗られて右目付近から出血させられるが脱出。そして美憂がタックルに来たところに右のヒザ蹴りを合わせ、上からパンチの雨を浴びせてストップを呼んだ。

 RENAは20年9月の前戦で富松恵美に勝利した後に残り2、3戦で引退する考えを口にしたが、この試合の公開練習では、19年6月に参戦してリンジー・ヴァンザント(米国)に敗れた米国の有力団体ベラトールに再挑戦する意欲を示し、引退の先延ばしを示唆していた。

 試合後、右目付近を大きく腫らせながらマイクを持ったRENAは「山本美憂さんがいたから、ここまで女子格闘技を一緒に作ってこられて、5年ぶりの再戦でお互いボロボロになるぐらいいい試合できたと思っています。本当にありがとうございます」と感謝。「今日、何をしゃべるか決めていなくて、何も決めてないですけど、本当に沖縄が大好きで毎年来ているので、また沖縄で試合をしたいと思うので、大みそかはちょっと分からないですけど、応援よろしくお願いします」と笑顔であいさつした。

 一方の美憂は前回のRENA戦で敗れた後、弟で18年9月に死去した山本“KID”徳郁さんから「やり返すぞ。次は絶対勝てるから」と声をかけられていた。練習拠点を移した沖縄でKIDさんと精進し、自ら熱望して実現した沖縄大会を「あの時の約束は絶対守ります」との思いで臨んだが、天国のKIDさんに白星をささげることはできなかった。

 RENAの後にマイクを持つと涙を流し「だたいま」とあいさつ。「帰ってきてみんなに強くなったところを見せたかったんですけど、負けちゃってごめんなさい」と頭を下げ、「でも、ここまで戦えたのは本当にみんなの愛の力だと思っています。本当にありがとうございます」と周囲の支えに感謝した。

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