新日本G1・オカダがコブ撃破!飯伏と決戦もV宣言なし「明日すべてが分かる」

 ジェフ・コブ(左)にレインメーカーを見舞うオカダ・カズチカ
 勝利したオカダ・カズチカ
 ジェフ・コブ(右)を攻めるオカダ・カズチカ
3枚

 「プロレス・新日本」(20日、日本武道館)

 20選手がAとBの2ブロックに別れて争うシングルリーグ戦「G1クライマックス」Bブロック最後の公式戦5試合が行われ、勝ち点14で2位のオカダ・カズチカが勝ち点16で首位のジェフ・コブに勝利(レインメーカー→片エビ固め、23分35秒)。勝ち点16でコブと首位に並んだオカダが直接対決の結果により優勝決定戦(21日、日本武道館)に進出し、Aブロック代表の飯伏幸太と対戦することになった。

 オカダはコブに、昨年10月のG1公式戦で勝利し、今年7月の東京ドーム大会でも丸め込みで辛勝したものの、9月のメットライフドーム大会で雪辱を許しており、これが4度目の対戦。コブのパワー殺法で背中を集中攻撃されて大いに苦しんだオカダ。だが、珍しく場外へのトペコンヒーロなどを繰り出して反撃し、終盤には互いの必殺技を読み合うスリリングな大激闘に発展したが、コブの雪崩式ツアー・オブ・ジ・アイランドを雪崩式DDTで切り返してチャンスをつかみ、最後はシットダウン式パイルドライバーからのレインメーカーで3カウントを奪った。

 試合後、マイクを持ったオカダは「ここでオレが何を言おうと明日の勝者がすべてを持っていきます。だから、みんなしっかり手洗い、うがいをして、G1楽しんでいきましょう」と控えめにアピール。インタビューでも「優勝決定戦が決まっただけなので、別に優勝が決まったわけじゃないですし、時間もないんで、しっかりとコンディション整えて明日に臨みたいと思います」と浮かれずに話した。

 相手のコブに対しては「強かったですよ」と評価し、「(前戦で)タマ(トンガ)に一本取られて、嫌な空気だったんですけど、本当に最強のジェフがいたので、しっかりと勢いを落とすことなく行けると思います」と手応え。21日の飯伏戦へ「明日のことに関しては明日すべてが分かると思いますし、それまでワクワクしてください」とだけ話した。

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