新日本G1・オーエンズ 棚橋から“大金星”「オレのUS王座挑戦は決まった」

 「プロレス・新日本」(4日、後楽園ホール)

 20選手がAとBの2ブロックに別れて争うシングルリーグ戦「G1クライマックス」のBブロック公式戦5試合が行われ、初出場のチェーズ・オーエンズが今大会最多20回目の出場でIWGP USヘビー級王者の棚橋弘至を破る“大金星”で今大会初勝利を挙げた(1勝4敗)。棚橋は3勝2敗。

 ドラゴンスクリュー、サンセットフリップなどの得意技で攻める棚橋に対し、オーエンズはずる賢いインサイドワークで応戦。終盤、棚橋にスリングブレイド、ハイフライフローアタックからハイフライフローでトドメを刺される寸前に追い込まれたがヒザを立てて迎撃し、逆襲に転じる。丸め込みを連発し、張り手で抵抗されたものの、ヒザ蹴り連発からパッケージドライパーで頭からマットに突き刺して完璧な3カウントを奪った。

 試合後のオーエンズは「オーエンズのG1は全敗で終わると言っていたネットのお前ら、どうだ、見たか。たった今、初勝利で勝ち点2を獲得した。しかも相手はあの世界のエース、ヒロシ・タナハシだ。アイツはIWGP USヘビー級王者でもある。オレのベルト挑戦は決まったようなものだ。オレがあのベルトを取って、歴代最高のアメリカを代表するチャンピオンになる」とアピール。「もう優勝のチャンスは残っていないかもしれないが、残り1つも落とせない。後藤(洋央紀)、タイチ、YOSHI-HASHI、お前らに全部ぶつけてやる。オカダ、オレは後藤を倒し、その後でお前をぶっつぶしてやる」と宣言した。

 一方、痛い星を落とした棚橋は「負けだ。2連敗はまずい。逆転サヨナラ負けだ」とガックリ。「これはG1優勝して、チェーズを(挑戦者に)指名するしかねえな」とリベンジを誓った。

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