新日本G1・EVIL また金的で同門トンガ撃破!消灯実行犯はSHOか

 「プロレス・新日本」(4日、後楽園ホール)

 20選手がAとBの2ブロックに別れて争うシングルリーグ戦「G1クライマックス」のBブロック公式戦5試合が行われ、バレットクラブ(BC)内のユニット、ハウス・オブ・トーチャー(拷問の館)を率いるEVILがBCの盟友タマ・トンガを破り4勝1敗とした。トンガは1勝4敗。

 EVILはディック東郷、トンガは邪道をセコンドにつけて登場。介入を狙う東郷を邪道がけん制する場面も何度か見られる中、ダーティーファイトで攻め込むEVILに対し、トンガはドロップキック連打、父キング・ハクの得意技トガンデスグリップなどで応戦した。

 そして終盤、EVILの金的攻撃をガードしたトンガは、旋回式デスバレーボムからダイビングボディープレスを投下して3カウントを奪ったかに見えたが、なんと場内の照明が全消灯。照明が再点灯すると、レフェリーが失神しており、東郷がトンガの首を鋼鉄製ワイヤーのスポイラーズチョーカーで絞めていた。

 邪道が東郷を排除したものの、そのスキにEVILがトンガの金的を攻撃。さらに必殺EVILを繰り出すと、失神しているレフェリーを起こし、3カウントをたたかせて勝利をもぎ取った。試合後、拷問の館のメンバーSHOが、消灯したのは自分だと言わんばかりにアピール。BC分裂を予感させた。

 試合後、EVILは「いいか、タマ、これがバレットクラブだ、よく覚えとけ」とアピール。一方のトンガは「EVIL、約束したのに話が違うじゃないか。明日からもまだお前を信用していいのか分からないな。自信がなくなった」と悔しそうに話した。

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