プロレスラーのドン・デヌーチさん死去 ワールドリーグ戦出場、ミック・フォーリーら育成

 米国WWWF(現WWE)などで活躍したイタリア人の元プロレスラー、ドン・デヌーチさん(本名ドミニク・デヌーチ)が現地時間の12日に死去したと、米国のメディアが伝えた。89歳。死因は不明だが、6月には心臓の問題で入院したと報じられている。

 エアプレーンスピンなどを得意とする善玉のパワーファイターとして知られたデヌーチさんはイタリア・ベネチア出身で、50年代にカナダ・モントリオールでプロレスデビュー。後に米国へ進出し、多くのタイトルを獲得した。67年からWWWFを中心に活動し、71年にブルーノ・サンマルチノと組んでWWWFインターナショナルタッグ王座、75年にはビクター・リベラと組んで同世界タッグ王座を獲得するなど活躍した。

 68年に初来日し、日本プロレスのワールドリーグ戦にイタリア代表で出場。71年には大木金太郎のアジアヘビー級王座に挑戦。72年には全日本プロレスの旗揚げシリーズにも参戦した。

 引退後は指導に携わり、ミック・フォーリー、シェーン・ダグラスら有名レスラーを育てた。

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