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新日本・鷹木、オカダに激勝 IWGP初戴冠「はい上がったぞ!」飯伏を挑戦者指名

 「プロレス・新日本」(7日、大阪城ホール)

 IWGP世界ヘビー級王座の決定戦が行われ、鷹木信悟がオカダ・カズチカを破って新王者となった。同王座の獲得は前身のIWGPヘビー級王座とIWGPインターコンチネンタル王座を含めて初めて。

 5月に前王者オスプレイに挑戦して敗れたものの、オスプレイが首の負傷により王座を返上したことで再び訪れたチャンス。1年半ぶりの戴冠に燃える新日本の顔オカダとの決戦は36分の激闘となった。

 鷹木は腰を厳しく攻めて主導権を握るが、オカダも意地を見せ、高度のドロップキックでトップロープからたたき落とし、変型コブラクラッチのマネークリップで長時間絞め上げるなど猛反撃。しかし、それを耐えた鷹木も場外でのメイド・イン・ジャパンや雪崩式デスバレーボムのステイドリームなどの荒技を繰り出してオカダを追い込む。

 それでも崩れないオカダはツームストーンパイルドライバーから必殺のレインメーカーを狙うが鷹木はラリアットで迎撃。終盤にもオカダはラリアット連発からレインメーカーを発射するが、またも鷹木はレインメーカー式パンピングボンバー(右のラリアット)で切り返し、最後はラスト・オブ・ザ・ドラゴンで葬り去った。

 04年にドラゴンゲートでデビューし、18年に新日本へ移籍。コロナ禍で業界が苦境に陥り、新日本も例外ではない中で、鋭い舌鋒と元気はつらつファイトで存在感を増してき、17年目にして日本最高峰の王座を手にした。

 リング上でマイクを持った鷹木は「これは夢なんかじゃねえな。間違いなく現実だろ。改めまして、オレが第3代IWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟だ」と威勢良くあいさつ。「1カ月前、オスプレイに負けてオレは奈落の底に落ちていった。だが、オレはギリギリ生き残った。今日の1戦で鷹木信悟、完全にはい上がったぞ。だが、これがゴールではない。これがスタートだ」とアピールした。

 そして、「初防衛戦の相手はもう決まってんだよ。だれか分かるか。おい、飯伏、出て来い」と、この一戦の前にジェフ・コブとの一騎打ちを制した同初代王者の飯伏幸太を呼び出し。続けて「人生っておもしろいよな。2カ月前はお前がこのベルトを持っていて、オレが挑発しても、うんともすんとも言わなかった。だが、今日はどうだ。オレがベルトを持ったとたん、名前を出したら来てくれたな。オレの言いたいことはただ一つ。オレとやるのか、イエスかハイでここで答えてみろ」と対戦を迫った。

 これを飯伏は「イエスでもハイでもどっちでもいいんだよ。やってやるよ」と即受諾。両者の対戦は決定的となった。

 インタビューでの鷹木は「ひとまずホッとしてるよ。どんなに強がっても、やっぱオカダを目に前にしたらビビるよ。でも、逆にアイツの一言がオレに火をつけたよ。住んでる世界が違うと。なにくそと思ったけど、あながち間違いじゃないんだよな。悔しいけど間違いじゃねえんだよ。オレの実績なんて足元にも及ばねえよ。だからこそ、今日負ける訳にはいかなかった」とオカダとの戦いを振り返った。

 飯伏指名の理由を「オレが新日本に来たとき、インタビューで言ったよ。誰に一番興味あるかって。オカダでもない、内藤(哲也)でもない、棚橋(弘至)でもない。オレは飯伏と言った。同世代の人間、同級生として、アイツは常にトップを走ると思っていた。やっと対等に渡り合うときが来たな」と説明。さらに、「オレはちゃんとその先を見据えているからな」と続け、「オスプレイは全治未定の欠場か。逆を言えば早く帰ってくるかもしれねえ。オスプレイ、悔しかったら、ふざけんなって気持ちがあるんだったら、早く戻ってこい。いつでも相手してやるぞ」と、英国に帰国している前王者に再戦を呼びかけた。

 飯伏を呼び出して初防衛戦の相手に指名。「イエスかハイか、ここで答えろ」と迫ると、飯伏は「やってやるよ」と即答した。鷹木はインタビューで英国に帰国しているオスプレイに向けて再戦を呼びかけた。

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