藤波が50周年ツアー開催!入院中の師匠・猪木招へいに意欲「早くしないと」

 「プロレス・ドラディション」(16日、後楽園ホール)

 藤波辰爾がデビューから50年を迎える5月9日から1年かけて周年ツアーを行うことを発表。10月31日(大阪・ATCホールCホール)と11月9日(後楽園ホール)の2大会の開催が決定し、腰の治療で1月から入院している師匠のアントニオ猪木らを招く考えを示した。

 この日は長井満也のデビュー30周年記念試合の6人タッグ戦に出場。越中詩郎、高岩竜一と組んで、長井が村上和成、魔界2号と復活させた伝説のユニット“魔界倶楽部”と対戦した。

 村上にドラゴンスクリュー、2号にコブラツイストを繰り出すなどして奮闘したが、最後は高岩が長井にダイビングニーアタックのハイパーニー空牙をたたき込まれて記念星を献上。試合後にマイクを握った藤波は、敗れたことで「お祝いの言葉なんか言えるわけないじゃないか」と話しながらも、「少しでも気持ちがあるなら、みなさん、祝ってやってください」と観衆に呼び掛けた。

 バックステージでは50周年ツアーに言及。コロナ禍で先行き不透明な状況であるが、「ファン、レスラーと、自分がプロレスで作った思い出をお返ししていきたい。北は北海道から南は九州沖縄まで、何試合になるか分からないけど、喜んでもらえるような大会をやっていきたい」と、全国を巡る計画を語った。

 さらに、自身にまつわる多くの選手を招く考えも明かし、もっともゆかりのある人物である猪木を招くことについて「もちろんですよ」と断言。3月には猪木の健康不安説が流れたが、藤波は「電話で連絡して元気な声を聞いている」と言い、「猪木さんあってのボク。早くしないと」と、強い意欲を示した。

 さらに、「ボクが現役でいる間は、いつボクから声をかけられるかと、下準備はしている。誰とは言わんけど。声かけるとすぐに飛んでくる。大物をね」と、名前は明かさなかったものの、引退したレジェンド選手を復活させる考えも明かした。

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