V3の京口紘人“石頭”は「天性のもの」 硬い部分で受けるのも「技術だと思う」
ボクシング・WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(27)=ワタナベ=が15日、3度目の防衛に成功したアメリカから帰国し、オンライン取材に応じた。挑戦者のアクセル・アラゴン・ベガのパンチを頭部で受けた際に、相手が拳を痛めたことがTKO勝利のきっかけとなったという形の決着で、「天性のものじゃないですかね。頭の硬さに関しては」と自身でも語った。
試合後に海外メディアも話題にしていることを目にしたという京口は「(拳の負傷は)誰にでも起こりうることなので」と冷静に語りつつ、「それもディフェンス。ここ(あごやほほ)にもらうとききますし、ここで受けるというのも技術だと思うので」と、頭部の中でも硬い部位で受けたと振り返った。
海外の報道では「(京口の頭部は)チタン製なのか」という趣旨のコメントがついているのも目にしたという。“ダイヤモンドヘッド”の方がいいかとの声には、「どうせやったらそっちの方がいいんじゃないかなと思いますけどね。僕はそこ(頭の硬さ)に誇りを持っているわけじゃないので(笑)」と冗談めかして語る一幕もあった。




