新日本・天山、封印解いた「モンゴリアンちゃうねん“真”モンゴリアンや」UE粉砕
「プロレス・新日本」(28日、大阪城ホール)
“テンコジ”天山広吉、小島聡組が“ユナイテッド・エンパイア”(UE)のウィル・オスプレイ、ジェフ・コブ組を破った。
UEのスピード豊かな好連係に主導権を握られたテンコジ。1月30日にUEのグレート‐O‐カーンに敗れてモンゴリアンチョップ封印に追い込まれた天山は、モンゴリアンチョップ発射を躊躇するスキに攻撃されるだけでなく、逆に相手2人からモンゴリアンチョップを連打される屈辱を味わわされた。
だが、怒りに火が付いた天山はついにモンゴリアンチョップを解禁。相手2人に打ちまくり、アナコンダバスターでオスプレイを排除すると、最後は小島がコブのツアー・オブ・ジ・アイランドを切り抜けてラリアットをたたき込んで3カウントを奪った。
天山はバックステージで「モンゴリアンなくして、オレ自身、もう何なの?たまりにたまりまくってね。我慢の限界でした。あそこまでおちょくられたら、やるしかないやろな」と封印を解いた理由を説明。「封印されたかもしれないけど、そんなもん、知ったこっちゃないよ。だれか文句あんのやったら出てこいや」と訴え、「もう普通のモンゴリアンちゃうねん。嘘偽りもない、まことの、真実の真や。“真”モンゴリアンチョップ。もうそれでぶちのめししていくよ。エンパイアのクソども、覚悟しとけって」とモンゴリアンチョップに新名称を名付けての継続使用を宣言した。