プロレスラーのブッチ・リードさん死去 東京ドームでベイダー&ビガロと対戦
米国のプロレスラー、ブッチ・リードさんが心臓の合併症のため米国時間の5日に死去したとリードさんの公式インスタグラムなどが報じた。66歳。
リードさんはアメリカンフットボールNFLのチーフスでプレーした後、78年にプロレスデビュー。82年にはドリー・ファンク・ジュニアが持つインターナショナル・ヘビー級王座に挑戦、リック・フレアーが持つ当時世界最高峰と言われたNWA世界ヘビー級王座にも何度も挑戦するなどの活躍を見せ、86年にはWWF(現WWE)に参戦した。
89年にはNWAを買収したWCWでロン・シモンズとのタッグ、ザ・ドゥームを結成し、NWAタッグ王座(後にWCWタッグ王座と改称)を獲得。91年3月に唯一の来日を果たし、新日本プロレスの東京ドーム大会に出場。ザ・ドゥームでビッグバン・ベイダー、クラッシャー・バンバン・ビガロ組と対戦するも敗れた。