井上尚弥弟・拓真が再起星!OPBF2階級制覇「また兄弟世界チャンピオン目指して」

 「ボクシング・OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ」(14日、後楽園ホール)

 元WBC世界バンタム級暫定王者の挑戦者・井上拓真(25)が王者の栗原慶太(28)を3-0の負傷判定で破り、スーパーフライ級に続くOPBF2階級制覇を達成。19年11月に同王座を失って以来の再起に成功した。

 拓真は15勝中13KOの栗原の強打を軽やかな足さばきで完封。素早い出入りで左フック、右ストレートなどを突き刺し、1回に偶然のバッティングで左目上を切った栗原の出血がひどくなり、試合が止まった。

 WBA・IBF統一同級王者の尚弥(大橋)を兄に持つ拓真は再起を果たし「また兄弟世界チャンピオン目指して頑張りたい」と決意を新た。IBF4位の栗原を破ったことでIBF王座が射程に入るが、兄が王者であることからジムの大橋秀行会長は「視野を広げて考えたい」と腕をさすった。

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