新日本・50歳の小島、眼窩底骨折ロビンソンに代わりKENTAのUS権利証挑戦へ

 「プロレス・新日本」(23日、後楽園ホール)

 来年1月4日の東京ドーム大会でIWGP USヘビー級王座挑戦権利証保持者KENTAに挑戦する予定だったジュース・ロビンソンが左眼窩底骨折のため欠場することが発表され、代わって小島聡が挑戦を要求し、KENTAが受諾した。

 小島はロビンソンに代わってトーア・ヘナーレと組み、KENTA、ジェイ・ホワイト組と対戦。パワー殺法でKENTAに猛攻を仕掛けたものの、最後はヘナーレがホワイトに捕まり、ブレードランナーで仕留められた。

 小島は敗れたものの、花道を引き揚げていくKENTAをリングに呼び戻し、「ジュース・ロビンソン選手がケガをしてしまい、とても残念に思います。ただ、時間は止まってくれないし、待ってくれません。ということで、今年9月14日に齢50を迎えたこのプロレスラーの挑戦を受けてみるつもりはありませんか」と、権利証への挑戦を要求。そして握手を求めると、KENTAは応じるふりをして、権利証入りのブリーフケースで殴打しにかかった。しかし、小島はコジコジカッターで迎撃。さらに、追い打ちのラリアットを放とうとしたが、KENTAは回避し、逃走した。

 来年にデビュー30周年を迎える小島はインタビューで「ジュース、早く治るよう全力で祈っていたい。ただ、時間は止まってくれない。だからこそ、オレも来年30年になっちまうんだ。30年という節目の年にこういう機会が回ってくるとは夢にも思っていないよ。とりあえずオレの意思は伝えた。この小島聡がKENTAくんから勝利を奪い、全力ですごい状態になって、ジュース・ロビンソンを待っていようと思います」と熱い思いを語った。

 一方のKENTAは「おもしれえじゃん。どうせ、いつになるかわかんねえ。いつジョンモク(王者のジョン・モクスリー)が来るのかも分からねえ。いいよ、やってやるよ。小島?いいね、このなんかうまくいかない感じいいじゃん。スゲえオレっぽくていいじゃん。こういうの好きだよ。やってやるよ」と受諾した。

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