新日本・ホワイトがEVILと不穏な空気も“前哨戦”で2冠王者・内藤撃破

 「プロレス・新日本」(21日、後楽園ホール)

 来年1月5日の東京ドーム大会でIWGPヘビー級・同インターコンチネンタル2冠王座に挑戦する権利証を保持しているジェイ・ホワイトが、来年1月4日に飯伏幸太との防衛戦を控える2冠王者の内藤哲也との“前哨戦”で勝利し、IWGPのベルト2本を持ち去った。

 ホワイトは東郷、そして初めて組むEVILとのトリオで内藤、BUSHI、SANADA組と激突。1人で戦う場面が目立ち、EVILと東郷が場外で密談をするなど不穏な空気を漂わせたが、悪のインサイドワークで優位に試合を進め、最後はEVILとの連係からブレードランナーで内藤を排除し、EVILがダークネスフォールズでダメージを与えたBUSHIを自らブレードランナーでトドメを刺した。

 試合後はダウンしている内藤の前でマイクを持ち、「内藤、お前はオレじゃなくて飯伏と戦いたいのか。でも、忘れるなよ。お前が飯伏に勝ったとしても1・5でオレと戦うことは決まっている。1レは1日目(来年1月4日)は休ませてもらうからな。よく覚えとけ、内藤、EVIL、飯伏、それからお前らファンもだ。今でもこのオレがトップだ」と豪語し、2本のベルトを持って花道を引き上げた。

 バックステージでのホワイトは、2本のベルトを手にして「よく似合うだろ」とアピール。「EVILと東郷も少しずつ賢くなってきているようだ。お前たちはよくやってくれた」とチームワークの成長を強調し、「飯伏でも内藤でも関係ない。2冠王者に輝くのはこのオレだ」と宣言した。

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