新日本WTL・ジュース&フィンレーがタイチ&ザック撃破で“アンチ”を挑発
「プロレス・新日本」(30日、後楽園ホール)
10組が争う「ワールドタッグリーグ」の公式戦5試合が行われ、前年優勝のデビッド・フィンレー、ジュース・ロビンソン組がIWGPタッグ王者タイチ、ザック・セイバーJr.組を破って4勝3敗とし、連覇へ望みをつないだ。タイチ、セイバーJr.組も4勝3敗。
天王山と言える一戦は前年優勝組が好連係を見せれば、王者組はフィンレーの左肩を厳しく攻めるなどラフファイトで応戦。終盤には4人が入り乱れる大混戦となり、最後はロビンソンがザックにパルプフリクションを見舞うと同時に、フィンレーがタイチをACID DROPでたたきつけて3カウントを奪った。
試合後、フィンレーは「みんな見てたか。オレたちが倒した相手はIWGPタッグ王者だぞ。オレたちが2連覇するんだ。そして、東京ドーム(来年1月4、5日)でオレたちがザックとタイチからベルトを獲る。新日本全体を見渡してもオレたちより強いチームはいないぜ」とアピール。ロビンソンも「チャンピオンチームと戦って、オレたちのほうが強いと言うことを証明してやった。オレたちが2連覇してタッグのベルトを取り戻す。ネットにあふれているアンチたちよ、オレたちが一番強いチームだと思い知らせてやる」と豪語した。