ノア・武藤、来年GHCヘビー挑戦アピール「もうすぐ58歳、早いほうがいい」

谷口周平(下)と握手をする勝者・武藤敬司=横浜武道館
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 「プロレス・ノア」(22日、横浜武道館)

 武藤敬司が谷口周平に快勝し、来年早々GHCヘビー級王座挑戦をアピールした。

 「武藤敬司を体感したい」という谷口の直訴によって実現した一騎打ち。前日に「最短の方法を見つけながら勝とうと思う」と余裕を見せていた武藤はドラゴンスクリュー、STFなどの天才殺法で優位に試合を進め、閃光魔術で一気に勝負を決めに行ったが、谷口に両手でガードされてしまう。

 そこから、頭突きの連打、ジャーマンスープレックス、チョークスラム、顔面へのサッカーボールキックなどで猛反撃され、マイバッハプレス2連発を浴びるもカウント2で脱出。最後は再度のチョークスラムを低空ドロップキックで切り返しすと、後方と前方からの閃光魔術2連発で料理した。

 谷口の挑戦を一蹴した武藤は、「昨日、最短で倒す方法論を探すと言ってたけど、今日、これが最短の方法だったんだよ。アニマル(・ウォリアーさん)死んじゃったし、ロードウォリアーズばりにバーッと行って、ダーッと片付けようとしたけど、なかなかプロレスは勝手が許さないもんですよ」と余裕の表情。「清宮(海斗、谷口をやっつけて、気持が少しずつ上がってるからね。かと言って、もうすぐ58歳。時間も許さないのも分かってる。年内は(予定が)決まっているだろうから、来年早々、一発ためて準備して、驀進する武藤敬司を見せてやろうかな、なんて思っていますよ」とアピールした。

 その真意がGHCヘビー級王座挑戦なのかを問われると、「そうだろうな」と認め、「何戦か試合をしてみて、早いほうがいいと思ってるんだよ」と、杉浦貴が持つ47歳10カ月を大幅に上回る同王座の最年長戴冠へ意欲を示した。

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