マグラモは初のKO負け 2週間の隔離経て世界戦「準備不足のところが出た」

 「ボクシング・WBO世界フライ級王座決定戦」(6日、後楽園ホール)

 新型コロナウイルス拡大後、国内で初の世界戦となるWBO世界フライ級王座決定戦が開催され、同級3位の中谷潤人(22)=M・T=が同級1位のジーメル・マグラモ(26)=フィリピン=に8回2分10秒KO勝ちし、初挑戦で王座奪取に成功した。

 中谷同様、初の世界戦となったマグラモはキャリア26戦目で初のKO負けを喫した。4月、8月と2度の延期となったこの試合では、10月22日に来日し、2週間の隔離を経て試合に臨んだ。初回から左ストレートを直撃されるなど動きにキレを欠き、8回に左の連打でダウンを奪われ、テンカウントを聞いた。

 マグラモは「準備不足のところが出た」と振り返り、「中谷は動きが速かった。自分もあのように速くなりたい。リベンジしてチャンピオンになりたい」と、新王者をたたえつつも巻き返しを誓った。

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