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ユーリ阿久井が初防衛「うれしい」コロナ禍で順延も長女の誕生が励みに

初防衛を果たしたユーリ阿久井政悟(右)=浅口市立天草公園体育館
接近戦で打ち合うユーリ阿久井政悟(右)と藤北誠也=浅口市立天草公園体育館
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 「ボクシング・日本フライ級タイトルマッチ」(18日、浅口市天草公園体育館)

 日本フライ級王者、ユーリ阿久井政悟(25)=倉敷守安=に同級1位の藤北誠也(32)=三迫=が挑み、3-0判定で阿久井が初防衛。戦績を15勝(10KO)2敗1分とした。コロナ禍で本来決まっていた3月から7カ月遅れの勝利に、「初防衛戦は鬼門と言われるのでうれしい」と笑顔を咲かせた。

 10KOのうち9試合が初回KOというハードパンチャー。しかし、この日は頭を低くしてインファイトをしかける藤北に対し、ジャブやアッパーなどで応戦した。序盤はポイントを奪われるラウンドもあったが、中盤以降は試合を支配。8回はワンツーや連打で相手をグロッキー寸前まで追い詰め、最大8ポイント差で完勝した。

 初めて戦い抜いた10ラウンドは「デカいです」と収穫になった。度重なる試合の延期期間にモチベーションとなったのは、今年6月に結婚した妻の夢さん(25)との間に9月6日に生まれた長女、千聖ちゃんの存在。試合後は「帰ってまな娘をめでたいと思います」と初防衛の安堵(あんど)感とともに、パパの顔へと戻った。

 陣営はコロナ禍の現状を見ながら2、3戦の防衛を重ねて、世界挑戦の青写真を描く。阿久井も「まだ誰もいないので」と岡山のジムから初の世界王者を見据えている。リングネームのユーリは、日本で活躍したロシア出身の名王者、ユーリ・アルバチャコフ(勇利アルバチャコフ)にちなんで守安竜也会長(67)に名付けられたもの。大きな名前とともに悲願達成を狙う。

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