「プロレス・ノア」（１１日、エディオンアリーナ大阪）

　１２人が２ブロックに分かれて争うシングルリーグ戦の決勝が行われ、中嶋勝彦がノアの“超新星”清宮海斗を破って前身のグローバル・リーグ戦を含めて初の優勝を果たした。

　タッグパートナーでＧＨＣヘビー級王者の潮崎豪を裏切って反体制ユニットの金剛入りしてシリーズに臨んだ中嶋。場外ラフファイトや多彩な蹴りで厳しく攻め、猛虎原爆固めなどの清宮の猛反撃も耐えて、最後はダイヤモンドボムで葬った。

　試合後は清宮に向かって「やっぱりお前はヒーローごっこなんだよ」と勝ち誇った中嶋。そこに潮崎が現れると、「出戻りのチャンピオン」と罵倒し、「仕方ねえな。ベルトをかけてお前の挑戦受けてやるよ」と、王者に上から目線で要求した。