ボクシング・勅使河原「世界レベル感じさせる試合に」 師・輪島氏へ恩返しV4誓う

 「ボクシング・東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ」(8日、後楽園ホール)

 前日計量(上限55・3キロ)が7日、都内で行われ、4度目の防衛戦となる王者の勅使河原弘晶(30)=三迫=と挑戦者で同級15位の河村真吾(30)=ミツキ=はともに1回目に55・3キロでパスした。

 勅使河原は8月に元世界スーパーウエルター級王者の輪島功一氏が会長を務める輪島功一スポーツジムから移籍後の初戦。「何もさせずに世界レベルを感じさせる試合にする」と意気込んだ。

 三迫ジムで練習したときに加藤健太トレーナーの指導を受け、「この人となら世界チャンピオンになれると確信した」ことが移籍の大きな理由。師の輪島会長へは「感謝の気持ちしかない」といい、「早く世界のベルトをプレゼントしたい」と恩返しを誓った。

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