井上尚弥 モロニー戦の報酬100万ドル!無観客でも…大橋会長「この状況ですごい」

 ボクシングWBA・IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(27)が所属する大橋ジムの大橋秀行会長(55)は5日、オンラインで報道陣の取材に応じ、米ラスベガスで10月31日(日本時間11月1日)にWBA同級3位・IBF同級4位ジェーソン・モロニーの挑戦を受ける尚弥のファイトマネーが100万ドル(約1億500万円)であることを明かした。

 尚弥は米国の大手プロモーター会社トップランクと契約後初の試合。大橋会長によると、当初、4月に予定されていたWBO同級王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)との王座統一戦のファイトマネーが100万ドルだったという。だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期、さらに無観客試合となり、対戦相手がモロニーに変更されたことで、大橋会長も「30%から60%の減額は仕方ないと思っていた」が、金額は変わらず、「この状況で100万ドルはすごい。今回がスタートで、ここでいい試合をすれば上がっていく。今までの日本人ボクサーではありえない金額になると思う」と期待した。

 尚弥の現状について、試合が4月から9月に延期され、最終的に10月31日となったものの、スパーリングなどを継続しており、大橋会長は「練習不足は一切ない。状態は完璧に近い」と説明した。

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