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ノアも有観客復活 丸藤はGHC王者・潮崎に挑戦状、武藤は清宮と一騎打ちへ

丸藤正道(右)と語り合う武藤敬司=東京都文京区の後楽園ホール
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 「プロレス・ノア」(18日、後楽園ホール)

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により3月22日を最後に無観客のテレビマッチを続けていたノアが118日ぶりに有観客試合を再開した。全選手と関係者にPCR検査を行って陰性を確認。客席は約三分の一に間引き、リングサイドの報道陣にはフェーススシールドの着用を義務づけるなど感染対策を徹底して開催した。

 メインイベントでは武藤敬司、丸藤正道組がGHCヘビー級王者の潮崎豪、清宮海斗組に勝利。前回、6人タッグマッチで清宮と対戦して貫禄を見せた武藤は、この日も清宮に天才殺法で主導権を握るが、武藤を追いかけ続ける清宮のエネルギッシュな反撃に押される場面もあった。

 丸藤は潮崎とともに得意とするチョップを激しく打ち合うなど意地をぶつけ合う戦いを熱を展開。最後は1対1となり、丸藤が両手をつかんで側面からヒザ蹴りを放つ新技「真・虎王」を潮崎の顔面にたたき込んで3カウントを奪った。

 締めのマイクを握った丸藤は、久々に見るファンに向かって「やっと帰ってきたぞ。見えない敵と戦い続けて、だけど、ノアは進み続けてきた。そんなオレたちを応援してくれたみんな、今日来てくれたみんな、そして画面越しのみんな、本当にありがとう」と感謝のあいさつ。続けて、一度はノアを去ったものの復帰し、今では王者として団体を引っ張る潮崎に対し、「お前は確かに強くて、本当に頼もしいチャンピオンだ。一度失いかけた信頼をよくぞここまで取り戻したと思う」とたたえた。

 だが、「だけどな、ちょっと引っかかる。お前が常々言っている『アイ・アム・ノア』。じゃあ、オレにも一言言わせてくれ。アイ・アム・リアル・ノア」と宣言。そして、「オレはここで20年やって来たんだ。このノアの20年、誰がふさわしいと思う。オレでしょ。お前もオレとやったら楽しいんじゃないか。次のチャレンジャーはオレだ」と、同王座挑戦をアピールした。

 続いて清宮がマイクを握ると、「この間3対3で戦って、今日タッグで戦って、あと1つ残ってるでしょ。武藤さん、オレはもっとアナタの領域に踏み込んでいきたいです。8月10日、横浜文体(横浜文化体育館)でオレとシングルマッチをやって下さい」と要求。57歳の武藤は「アイ・アム・ノアじゃないよ。こんなオヤジと本当にやりたい?その前に、お互いPCR検査を受けて、陰性だったらやろうよ」と笑いを誘いながら前向きな姿勢を示した。

 新日本の全日本のタイトルを総なめにした武藤だが、ノアのタイトルは無冠。清宮戦を「オレもいい年こいて夢があってよ、やっぱりGHCのチャンピオンベルトというのもオレの視野に入っている。長い間タイトルマッチをしていない中でさ、仮想チャンピオンシップを想定して清宮と」と位置づけた。

 続けて、久々に観客の前で戦ったことで、「お客の拍手とかは、レスラー冥利に尽きるというか、これを浴びている限りは年を取らないような気がするよ」と上機嫌。丸藤も「お客さんがいるだけで、本当に、生きているっていう感じがしました」と喜んだ。

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