オカダ連日の屈辱 勝利の裕二郎「オレの位置まで引きずり落とす」

 高橋裕二郎、石森太二のタッグに敗れた(左下から)オカダ・カズチカ、後藤洋央紀
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 「プロレス・新日本」(12日、大阪城ホール)

 前日のニュージャパンカップ決勝戦のEVIL戦でバレットクラブの高橋裕二郎と外道の介入を受けて敗れたオカダ・カズチカが連日の屈辱を味わった。

 この日は後藤洋央紀と組み、裕二郎、石森太二組と対戦。試合前には裕二郎にガウンを投げつけるなど、珍しく怒りをあらわにしたが、分厚いテーピングが施された首の後部を集中攻撃されて苦戦する。

 それでも、終盤には分断に成功し、後藤にフィニッシュを託したが、またも介入した外道に場外で凶器攻撃を受けてノックアウト。1対2と不利になった後藤は最後、裕二郎のピンプジュースを浴びて3カウントを奪われた。

 オカダはバックステージでノーコメント。一方、裕二郎は「オカダ、お前は超人なんかじゃねーよ。ただの人間だよ。人間だったらちゃんと言い訳してみろよ。なんで言い訳しないんだ。昨日の介入、6年前のAJ(スタイルズ)とのタイトルマッチ、お前はどっちのオレの介入にも文句を言わなかったよな」と投げかけ、「そういうとこがよ、オレは大っ嫌いなんだよ。お前はオレの位置まで引きずり落としてやるよ」と、オカダをトップスターの座から、すっかりメインストリームから遠ざかった自身の位置に落とすことを予告した。

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