WBC(世界ボクシング評議会、本部=メキシコ市)は6日、WBC女子世界アトム級王者のファビアナ・バイトイキ(24)=チェコ=が新型コロナウイルスに感染し、治療中であることを発表した。
WBCは公式サイトで「WBC会長のマウリシオ・スライマンとすべてのボクシング・ファミリーは、新型コロナウイルスに感染した最初の世界王者、ファビアナ・バイトイキの迅速かつ完全な回復を祈ります」と報告した。
母国で「天使の拳」と呼ばれ、人気のバイトイキは18年9月に同級王座決定戦を制し、チェコ女子初の世界王者となった。昨年11月には2度目の防衛に成功している。